子どものスクリーンタイムのルールを決めているご家庭は多いですが、大人はどうでしょうか?スマホに夢中になっていると、気づかぬうちに子どもとの時間が減ってしまうことも。大人も意識してスクリーンタイムを管理することで、より充実した生活を送ることができます。ここでは、大人のためのスクリーンタイムルールを考えてみましょう。
大人のスクリーンタイムを見直す重要性

スマホ依存が生活に与える影響
スマホは便利なツールですが、使いすぎることで生活の質が低下することもあります。
- 睡眠不足:寝る前のスマホ使用が睡眠の質を下げる
- 集中力の低下:常に通知を気にすることで作業の効率が落ちる
- 家族との時間が減る:無意識にスマホを触る時間が増え、大切な時間を失う
スマホを見ていないとき、ふと考えてみてください。
「子どもの目をしっかり見て話したのはいつだろう?」
「子どもの目の色をすぐに思い出せる?」
意外と答えられない方も多いのではないでしょうか。それくらい、私たちは大切な人の顔をしっかり見る機会が減っているのかもしれません。
スマホを手放し、大切な人と向き合う時間を意識的に作ることで、より豊かな人間関係が築けるかもしれません。まずは、1日の中で「スマホを触らない時間」を決めてみることから始めてみませんか?
家族全員で意識することが大切
大人がスマホを適切に使うことで、子どもに良い影響を与えることができます。家庭全体でスクリーンタイムのルールを作ることで、家族のコミュニケーションが深まります。私自身、ちょっとした仕事や連絡事項などのメールを返すためにスマホを見ることがあるのですが、その時に娘から「スマホばっかり見ないでー!」と注意されたことがあります。今はまだ小さいから自分のスクリーンタイムルールに対して疑問を持つことはないと思いますが、大きくなると「大人はいいのに子どもはダメって納得いかない!」と言われそうで、今のうちから大人のスクリーンタイムも決めておこうとパートナーと話し合いました。
モンテッソーリ流!親のためのスクリーンタイムルール

ルール1:スマホを使う時間を決める
スマホの使用時間をコントロールすることで、生活のリズムを整えることができます。
- 食事中はスマホを使わない(家族との会話を優先する)
- 仕事とプライベートの時間を分ける(リラックス時間はスマホを控える)
寝る1時間前はスマホを見ない(ブルーライトを避けて快適な睡眠を確保)
ルール2:スマホの置き場所を決める
スマホを手の届かない場所に置くことで、無意識に触るのを防げます。
- 家では特定の場所にスマホを置く(リビングや玄関など)
寝室にはスマホを持ち込まない(目覚まし時計を使うことでスマホを遠ざける)
ルール3:子どもと一緒にスクリーンタイムを管理する
子どもに「大人ばかりスマホを使っている」と思わせないためにも、大人自身もスクリーンタイムを意識することが大切です。
- 緊急ではないが重要な連絡メールは自分の部屋で返信する(子どもの前でスマホを長時間操作しないようにする)
- 子どものスクリーンタイムに合わせて大人もスマホをチェックする(子どもと一緒にスクリーンタイムを終え、他の活動に移る)
スマホを遠ざけるだけで、子どもとの時間をより意識的に楽しめるようになります。
スクリーンタイムを減らすための具体的な工夫

アナログな時間を増やす
スマホの代わりに楽しめるアナログな活動を増やすことも大切です。
- 子どもと一緒に読書をする(親が本を読む姿を見せることで、子どもも興味を持ちやすい)
料理や掃除など、親子でできる活動を増やす(一緒に家事をすることで、自然と会話も増える)
スクリーンタイムを記録する
スマホの使用時間を把握することで、無駄な時間を減らすことができます。
- スクリーンタイムアプリを活用する(自分のスマホ使用時間を可視化する)
- 家族でスクリーンタイムを共有する(家族全員で目標を決めて取り組む)
こうした工夫をすることで、親も子どももスマホに振り回されることなく、充実した時間を過ごせます。
まとめ

子どもだけでなく、大人もスクリーンタイムを意識することが大切です。モンテッソーリ教育の考え方を取り入れ、親自身がスマホとの付き合い方を見直すことで、子どもにとっても良い環境を作ることができます。ぜひ、家族でスマホとの向き合い方を話し合い、より豊かな時間を過ごしてみてください。
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