子どもの自主性を育む!お手伝い習慣のススメ

子育ての悩み

子どもにお手伝いをさせたいけれど、「やらされる」と嫌がることも多いですよね。「これやった?」と聞くと「今からしようと思ってたのに!」「そんなこと言われたらやる気がなくなる」など、言われたい放題。しかし、我が家では子どもが自分で選んだお手伝いを約2週間、自主的に続けています。その秘訣をご紹介します。(最低でも5週間続けると何も言わなくても習慣化されるという研究結果が出ているそうなので5週間後に期待!)

お手伝いが「やらされること」から「自分ごと」になる工夫

子どもが自発的にお手伝いをするようになるには、ちょっとした工夫が必要です。

お手伝いリストを作って“選ばせる”

子どもが「お手伝いやりたい!」と思えるように、まず取り入れたのが、お手伝いの選択制です。自らお手伝いをやりたいときもあるのですが、この手伝いだけは!という責任を与えたかったので、私がやっている家事をすべて書き出し、そのリストの中で自分たちができるものは何かと選ばせました。ちょっと選ばなければならない状況を作り出した感はありました。

  • 例:食器拭き、玄関の掃除、洗濯物をたたむ など

小さなお子さんにはイラスト付きリストが特に効果的!遊び感覚で「これやる!」と自分から選んでくれるようになります。

選んだお手伝いは「自分で決めたこと」として尊重

お手伝いの内容を決めたら、「忘れていたときに声をかけてもいい?」と事前に確認。ここで「うん」と子どもが納得すれば、声かけもスムーズです。また、親が無理にやらせるのではなく、見守る姿勢がとても大切。やっていないときでも焦らず、本人が動き出すのを待ちます。ポイントは、やってくれたときに「ありがとう!」と感謝の言葉を必ず伝えること。この一言が、子どものやる気をぐんと引き出します。

報酬なしでも続く!子どもが「やってよかった」と思える工夫

お手伝いをすると報酬をもらえるという考え方ではなく、別の形で「やってよかった!」と思える仕組みを作りました。

スキンシップと家族の“ありがとう”で達成感を演出

お手伝いを終えたら「できたね!」と声をかけるだけでも、子どもは誇らしく思います。ご褒美シールやスタンプカードなども考えたのですが、お手伝いは家族の一員として過ごす中で当たり前にやることという考えがあるので、ご褒美的な方法は今回はやめにしました。そのかわり、できたらハイタッチをする、ハグをするスキンシップで達成感を味わってもらっています。あとは、週に1回の家族会議中にみんなでありがとうを伝えます。

  • お手伝いの後のハイタッチ!
  • 家族みんなで「ありがとう!」と伝えると、認められた気がしてやる気が続く

親が楽しそうに取り組む姿を見せる

子どもは、親の姿をよく観察しています。親が家事を苦しそうにやっていれば、子どもも「大変なこと」として捉えがち。でも、「お手伝いって楽しいよ」「やってくれると嬉しいな」とポジティブな姿勢を見せると、自然と興味を持ち始めます。我が家ではお風呂掃除を子どもたちでしていますが、たとえ子どもが担当でも「一緒にやって」と言われたら付き添うスタイルにしています。指示はせず、ただ見守る。すると、子どもたちが自分たちなりに「私は流す係ね!」「私はスプレーする係ね!」と工夫してやるようになります。

  • 一緒にやることで、楽しさを共有できる
  • 「助かるな〜!」と感謝を伝えると、子どもも嬉しくなる

お手伝いを習慣にするための3つのポイント【まとめ】

子どもがお手伝いを自主的に続けるためには、

  • 自分で選べる環境を作る
  • 強制せず、感謝と見守りでサポートする
  • 達成感や承認を感じられる工夫をする

この3つが大切です。「お手伝いが楽しい!」と思える環境を整えれば、自然と習慣になりますよ。ぜひ試してみてください!そして、お手伝いをしている最中に細かい指示をしないこと!これは子どものやる気を一気にゼロにしてしまうので。慣れてくればいつかはうまくなるし、うまくなりたいと思ったら「どうしたらいいの?」と聞いてくるのでそれまでゆっくりと待つようにしましょう。そんな気分ではないときは、その場でそっと目を閉じる、または、その場をそっと離れるようにしましょう。

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