家族で取り組むモンテッソーリ!協力のコツ

家族×子育て

家族の理解が成功のカギ!まずは話し合おう

モンテッソーリ教育は家庭全体で取り組むもの

モンテッソーリ教育を家庭に取り入れるとき、自分だけが理解していてもなかなかうまくいきません。一緒に住んでいる家族全員が「どんな教育なのか」「なぜ取り入れたいのか」を理解し協力してくれることが大切です。特に、パートナーや祖父母と意見が食い違うこともあります。だからこそ、まずはしっかり話し合い納得してもらうことが必要になります。

「押しつけ」ではなく「共有」の姿勢を大切に

私がパートナーと話し合う際に注意したのは、一方的に「モンテッソーリをやるべき!」と押しつけるのではなく「こういう考え方があって試してみたいんだけど、どう思う?」と相談するような形で伝えてみました。相手の意見を尊重しながら進めることで、スムーズに受け入れてもらいやすくなります。家庭のルールを一方的に決めるのではなくみんなで作ることが大切です。月に2回ほどパートナーと2人だけのミーティングの時間を設けてルールへのブレがないか、どのようにしたらもっとよくなるかを話し合っています。

家族が協力しやすくなる工夫

具体的なルールを決めて共有する

「モンテッソーリを取り入れる」と言っても、漠然としすぎていて家族は戸惑うことがあります。そのため、「おもちゃの片付けはこうしよう」「子どもが自分で選べる環境を作ろう」など、具体的なルールを決めておくと協力してもらいやすくなります。家族で話し合いながらルールを決めることで無理なく取り入れられるようになります。

パートナーにも役割を作る

「私だけが頑張る」のではなく、家族全員が関われるようにするのもポイントです。例えば、「食事の時間に手が空いているほうが子どもと一緒に準備をする」「子どもが一緒にやりたい人とおもちゃの整理をする」など、それぞれの役割を柔軟に決めることで、負担が偏らず、みんなで取り組めるようになります。

我が家は祖父母と同居していないため、祖父母とのルールは特に決めていません。他の家庭に行った時もルールを統一したほうがいいのかもしれませんが、お泊まりに行ったときなど私が見守れない場面もあるため、あえて押し付けないようにしています。そのため、「祖父母の家は特別なラッキーデー!」と子供たちにも考えてもらい祖父母のルールに従ってもらうことにしています。こうすることで、家庭と祖父母の家、それぞれの環境を楽しみながら、柔軟に対応できるようになりました。

意見がぶつかったときの対処法

考え方の違いを理解する

パートナーや祖父母と意見がぶつかることもあります。「昔はこうだったのに」「そんな教育必要なの?」「親がガツンと言わなきゃ子供になめられるよ」と言われることもあるかもしれません。実際に私も言われてきました(特に義理母、、、)。そういうときは、無理に説得しようとするのではなく「なるほど、そういう考え方もあるんだな」と、一度受け止めることが大切です。あと、私の場合は「友達のお医者さんが言っていたのです」とか、「テレビで言ってて、試してみてるんです。」という感じで角が立たないように伝えるようにしています。

「子どもの成長」を軸に話す

モンテッソーリ教育を取り入れる目的は、「子どもが自立し、成長するため」。家族との意見が食い違ったときは、「子どもが自分でできるようになるために、こういう環境を作りたいんだ」と伝えると、納得してもらいやすくなります。子どもの変化を見せながら話すと、さらに理解が深まることもあります。

まとめ:みんなで取り組むことが成功の秘訣

モンテッソーリ教育を家庭に取り入れるときは、家族の理解と協力が欠かせません。例えば、私の知り合いも、パートナーと取り入れたい教育方針が違い、お互いの方向性がブレてしまっている状態でした。子どもにとって何が一番いいのかを考えているのは同じなのに、意見がすれ違ってしまうことで、どちらもモヤモヤしてしまっていたそうです。こうしたケースでは、一度じっくり話し合い、お互いの考えを共有することが大切です。完璧に意見を一致させるのは難しくても、共通する大事な部分を見つけることで、少しずつ歩み寄ることができるはずです。一方的に押しつけるのではなく、話し合いながら「みんなで取り組む」姿勢を大切にすることがポイントです。具体的なルールを決め、役割を分担しながら、少しずつ取り入れていくことで、家庭全体が子どもの成長を支えられる環境になっていきます。まずは、小さなことから始めてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました